延長が発表された「やまがた春旅CP」改め、「やまがた夏旅CP」。
コロナ禍で旅行に行けずフラストレーションが溜まりっぱなしな私でしたが…
「だんだい、いんでね…?」
と庄内の温泉宿を中心に庄ブラ(庄内でぶらり)しております。
今回は直近で訪問した中でもかなりお得と癒しを感じた素敵なお宿「観音湯」をレポートします。
観音湯の場所はここ↓
国道47号を戸沢方面に向かう途中、最上川にかかる3連アーチの清川橋を渡り右に曲がって山道を上ると見えてくるのが観音湯です。
歴史を感じさせる落ち着いたたたずまいが印象的な外観。
宿は高台にあるだけあって景色がとても良いとの噂を聞いたのでワクワクしてきます。
まずは日頃の疲れを癒やすために早速お風呂へ。
まずは上階のお風呂へ。
目の前に広がる木々の緑と悠々たる最上川。
お風呂にも景色にも癒されます
ただ、個人的にお風呂の温度はかなり高めに感じたため長時間浸かっていることが難しかったです。
脱衣所から階段を下るともう一つお風呂があります
こちらは窓が開いていて(網戸はついていますが)心地よい風に当たりいつまでも入っていたくなります。
こちらのお風呂は上の熱めのお風呂とは違い、丁度よい温度でした。(人によっては少しぬるいかも)
観音湯の泉質や効能はこちらを参照
【泉質】
単純硫黄冷鉱泉
【効能】
皮膚病、婦人病、糖尿病、リウマチ、痛風、
冷え性、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、
運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、
痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進など
さて、今回の旅で1番楽しみだった夕食の時間(酒)
なにやらスゴイ量との噂を小耳にはさみました・・・
個室に用意されゆっくりと頂けます。
旬の山菜を使った料理をはじめ庄内豚の角煮、ローストビーフ、自家菜園の野菜。
写真に撮らないでしまいましたが、蕎麦やスイーツも出てきて食べきれないくらいの品数です(でもしっかり完食しました)
そんなおいしい夕食に舌鼓を打っていると配膳途中の女将さんが一言。
「今ちょうど夕日が沈む時間帯なのでとてもきれいですよ」
そんな粋なご案内に一時離席し、部屋のすぐ隣のレストランへと向かいます。
さすがは眺望の宿。水田に映る夕景も癒しを与えてくれます
ちなみに夕食は部屋ではなくこちらのレストランで景色を眺めながら食べることも可能とのこと。
そういえばお部屋のテーブルに置いてあった館内案内の冊子
お客様のご満足と笑顔を働き甲斐といたしておりますの文言素晴らしいですね。
さきほどの女将さんの素敵な気遣いにも頷けます。
食後は満腹をやわらげる(?)ため、ひと汗かきに再度お風呂へ。
時間が変われば、先ほどとはまた違った表情を見せる庄内平野も見ごたえがありおすすめでした。
そんなこんなで風呂上りは夕日を眺めながら乾いた喉をビールで潤し・・・
と思いましたが、あまりの満腹にそんな余裕はなく、あっけないほど早く就寝。
町なかとは違い静寂と虫の鳴き声に包まれる夜は非日常の感覚がありました。
そして翌朝、夕飯をあんなに食べすぎても一晩経てばお腹は減るものです。
7:00からのハーフバイキング、朝にはちょうどいい量でした。
シンプルな品数でしたが、昨晩の料理数を考えるとちょうど良いラインナップ。
その後は10:00のチェックアウトまで部屋でゆったりとした時間を過ごします。
最後に駐車場敷地内にある長寿観音とピンピンコロリ地蔵に手を合わせ(まだそこまで高齢ではないが)満足して宿を後にしたのでした。
ピンピンころり地蔵とは
ピンピンと元気で長生きし、この世を去るときはころりと大往生を遂げる。そんな健康長寿をお祈りするお地蔵様。
さて、今回の旅はやまがた春旅の割引適用と地域クーポンを頂いたので実質2,500円で泊まれた形になりました!
宿泊の曜日によって金額も若干異なるようですので詳細は宿にお問い合わせください。
また今回は山菜がおいしく味わえるプランでしたが、これからの時期は鮎がおいしいプランが出てくるそうです。
心とお腹を満たす酒田の奥座敷といった宿の「観音湯」。
延長されたやまがた夏旅キャンペーンもうまく利用して、是非訪れて頂きたい庄内の素敵なお宿でした。
寄稿頂いた”みい”様ありがとうございました!
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