かつて明治期に日本に持ち込まれた
北米原産の「ポポー」なる果物は、
比較的寒い土地でも育ち、虫もつかないため、
戦後の頃までは日本各地で栽培されていました。
ところが完熟した実は日持ちせず輸送も難しいことなどから、その後は急速に姿を消していき、
見たこともなければ聞いたこともない
という方も多いかも知れません。
が、しかし!
そのポポーが買える場所が庄内にもあるんですよね!
買いに行った場所は「道の駅 鳥海 ふらっと」!
場所はココ!↓
道の駅を正面に見て、国道7号線を左に進むと秋田方向↓
右に進むと酒田方向、近くにはファミリーマートがあります↓
さてポポーが売られているのは道の駅の産直スペース。
ここの店頭に、
9月末から10月頭にかけてポポーが並ぶのです。
(結構短い!!)
店内には地元遊佐の新鮮な野菜や果物が並び目移りしますね。
梨もパプリカもおいしそう!
しかしお目当ての品物は……、
あったー!!
これです「ポポー」!!
緑のアケビのような不思議な見た目をしていますよね。
緑だけど本当にこれで熟れているの?
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
写真では全く伝わらないのが残念なのですが、
熟すととてもトロピカルなかぐわしい香りが漂います。
(売り場も既にトロピカーーール!)
買って帰ったら、さっそく冷蔵庫で冷やして食べてみましょう。
ということでこれがしばらく冷やしたポポー↓
中はと言うと…
ぱかっ!
切るとさらにトロピカルな香りがキッチンに広がります!
果肉はカスタードクリームのような淡黄色をしていて、中には平たい種がいくつか入っていますよ。
皮はごく薄く、スプーンで掬って食べるのが一番食べやすいと思います。
肝心の味はというと…!
濃厚甘味!!
驚きました。
香りに違わず、バナナとマンゴーをあわせたようなトロピカルな風味!
果肉は「アイスクリームのよう」とも称されるなめらかな舌触りをしていて、とってもおいしい!
あまり日持ちはしないのが残念ですが、
スーパーなどでは出会えないレアなフルーツ「ポポー」。
旬は10月頭頃までなので、
ぜひ鳥海ふらっとで探してみてくださいね!
【販売場所】道の駅 鳥海 ふらっと
営業時間
3月~11月 9:00~18:00
12月~2月 9:00~17:00
直売所
3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 9:00~16:30
定休日
1月1日
住所
山形県飽海郡遊佐町菅里字菅野308-1
駐車場
213台
(※価格・メニュー内容・営業時間などは取材時のものです。最新の情報はお店に直接ご確認下さい)