去る10月12日土曜日、酒田市松山であるイベントが開かれました。
それは…
いよいよ明日、たたら操業します!
— おりがね工房 (@origanekoubou) October 11, 2024
一日中やってます。受付後は出入り自由です。
庄内海岸の砂鉄を使ったたたら製鉄です。
今までの操業で出来た和鐵の塊もありますよー
そのかけらを使ったワークショップもあります🔨#庄内たたら #ロステクに挑戦中 #成功しますようにーーーー pic.twitter.com/uixByuRYQI
なんと、砂鉄をたたら炉で精錬して鉄を作る「たたら製鉄」!
今回は遊佐の釜磯海水浴場で採取した砂鉄を精錬するそうですが、果たして鉄はできるのでしょうか…?
サキ@ショーナイツウが製鉄チャレンジの1日に密着しました!
鶴岡市の金工工房「おりがね工房」さんが主催する「庄内たたら」のたたら製鉄イベントは、これまで2年に1回ペースで開催され今回で3回目。
かつて日本全国で行われていたたたら製鉄を現代に蘇らせ、歴史技術を身近に感じるとともに新しい作品を生み出していきたい…という参加型イベントです。

製鉄は丸一日かかる長丁場!

これが今回の材料となる砂鉄。

木炭と交互になるように炉の上から投入していきます…

たたら炉はただ加熱しているわけではなく、砂鉄の主成分である酸化鉄の酸素部分を木炭が燃えるときにうまく二酸化炭素として引き剥がし、また砂鉄に混じっていた不純物を分離したりすることで、炉の中に純度の高い鉄ができるという寸法です。
会場には初回に作った鉄も置いてありました。ムラはあるようですが、磁石がしっかりくっつく…!
前回のイベントでできた「鉧(けら)」↓

こちらは会場の一角で前回の鉄を加熱し叩き伸ばして鉄板作りに挑む様子↓

会場には親子連れも訪れ、砂鉄スライムづくりなど子供向けのワークショップ等も開かれました。
さて燃焼が進んでいくたたら炉……
下の方から溶岩のごとく真っ赤な液体が漏れ出しました!
これは鉄ではなく副産物の「ノロ」と呼ばれる不純物(鉄滓)なのですが、これが流れ出すのはうまくいってる証拠でもあります。

……すっかり暗くなった頃、開かれた炉の中には真っ赤に燃える塊が。
鉄棒でつついてみても、炭とは全く違う固く重い感触です。

ものすごく重い塊を、男性二人がかりで水を張った容器の中にごろん!

ジューッ!!!!!
見ている人からも歓声が上がります!

今回もずっしりと重い見事な鉧(けら)ができ、大成功です!
なにぶんアツアツのためこの日重量などは計れませんでしたが、最終結果は後日SNSなどで発表したいとのこと。

次回はまた砂鉄集めかな…?
詳細はおりがね工房のSNSでお知らせするそうなので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
◆庄内で撮った写真見せてください!◆
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