初見の人なら必ず二度見するであろう鶴岡市淀川町にある名物オブジェ。
ゴリラ!!!
なかなかインパクトのある顔立ちで毛並みなんかも非常によく再現されています。
そのあまりのリアルさに通りがかる車の後部座席の子どもたちはうずくまって是が非でも目に入らないようにしてるとか、してないとか。(どっちやねん)
そんなゴリラですが季節や時代の流れにも敏感で、冬場はマフラーを巻いていたり、緊急事態宣言下ではマスクを着用していたりと道行く人の目も楽しませてきました。
現在はウクライナ国旗をはためかせ、世界平和を願っているようにも見えます。
そんなこんなでかれこれ二十数年間はPALの交差点で交通安全に目を光らせてきたゴリラ像ですが、彼の生い立ちを知る人は多くはありません。
今日はゴリラ像に関するローカル雑学をご紹介します。
現在のゴリラ像は厨房機器の販売や修理を行う「太洋興業」という会社が管理しています。(毎度のお色直しセンスの良さは同社によるもの。感服です。)
そして実は太洋興業さんの前に管理していたお店があったのをご存じでしょうか?
それが今は無き鶴岡市切添町にあった「キングコング」という洋食屋。
一部の世代からは「懐かしいイィィッ!!」という声が聞こえてきそうです。
ドリアなどのメニューが凄く美味しいと評判だったそう。
さて、二十数年前まで営業していたキングコングですが、当時のゴリラ像の配置がインパクトありすぎでした。
↓配置はこんな感じ
大きい窓ガラスから内側を覗いているという設計。センスありすぎィ。
キングコングを経営していたのはこれまた今は無き「淀川屋」というラーメン屋だったそうです。
先の画像のとおり元キングコングの建物自体は現在も残っており、改装したうえで「就労継続支援B型事業所りーふ」さんが営業をしております。
あの”ゴリラ像”改め”キングコング”は淀川屋さんから太洋興業さんに転職したわけですなぁ。
キングコングの開店から換算すれば齢はおそらく20代後半。
コング君はバリバリ働き盛りの世代でございました。
今後も通りがかる人たちを楽しませてください!!
こんな感じのゆるーいローカル雑学の情報提供もお待ちしております!笑