鶴岡市中心部から車で約30分ほど。
緑豊かな福栄地域の国道345号線沿いに新しくできた
土日祝限定オープンの食堂で地域色のあるおいしいランチを頂いてきましたよ!
場所はここ↓
お店を正面に見て、右に進むと旧福栄小学校があり、越沢・関川方向↓
左に進むと鶴岡市街・温海方面でJA-SSのガソリンスタンドが少し先にあり↓
国道345号線を鶴岡市街側から南へ進んでいくと、
左側に「営業中」の赤いのぼりが立っている建物が見えてきます。
お店の前に来るとわかりますが、この食堂は昨年3月に閉園になった旧福栄保育園の建物を使っています。
廃校活用の取り組みは庄内でも多いですが、保育園は珍しいですね。
おじゃまします!
入口正面の座敷は現在は待合スペースですが、
団体での利用の場合はこちらも使えるそう↓
入って右側には地元産品の販売スペースが。
伺ったときは手作りの漬物やしそ巻き、地元産のクロモジを使っているという「くろもじ茶」や「くろもじソルト」が並んでいました。
店内はこんな感じ↓
テーブル24席、窓からは福栄地区の緑豊かな景色が臨めます。
メニューはこんな感じ↓
地元の米や野菜、山菜などを使ったメニューです!
今回は「山かけごはん定食」(800円)をチョイス↓
季節によって内容は変わるそうなのですが今回は、
・とろろごはん
・かぼちゃ
・舞茸
・桑の葉などの天ぷら
・山菜
・夕顔のしそ風味
・モロヘイヤのお味噌汁
・しそ巻とみょうが漬け
・笹巻
でした!
天ぷらに添えられているのはくろもじソルト!
揚げたての天ぷらに爽やかな風味を添え、さっぱりといただくことができます。
どのお料理も優しくホッとする味わいでおいし~い。
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地元の方や元地域おこし協力隊の方などが協力して生まれたという「よれっちゃ福栄」。
実はもともと、この旧福栄保育園の建物は取り壊し予定でした。
「この建物がなくなっちゃうと、昔ここにあった「福栄村」の”福栄”の名前が地図から消えちゃうんです。」
そう語るのは同地域の元地域おこし協力隊で、現在はクロモジ加工品を販売している古館さん。
ー『福栄』の名前を消したくない。だから店名につけましたー
郷土の歴史を守りたいという思いに感銘を受けた私。素敵。
「よれっちゃ福栄」は、緑いっぱいの風景の中で、
ホッとする味わいの地域の家庭料理が楽しめる
田舎ならではの当たり前を満喫できるお店。
高齢化が進む福栄地区で地元の方にキッチンに立ってもらうことで、
体を動かしたり、地元ならではの味を伝えたり、
生きがいを感じられるような地域おこしの拠点を目指しています。
10月中旬から下旬頃までは、
あつみかぶの収穫・漬け込み体験なども予定しているそう。
詳細はFacebookで告知予定とのことなので、要チェック!
福栄地区は雪深い地域のため、
今年の営業は今のところ11月いっぱいを予定し、
来年はGWから再開予定です。
ごちそうさまでした!
お話を聞かせていただいた自治会長の五十嵐さん・ばんどりや。代表の古舘さん、ありがとうございました!
よれっちゃ福栄
営業時間
土・日・祝日11:00~14:00
休業期間
11月~GW前まで冬季休業(予定)
住所
山形県鶴岡市木野俣前川原7−1
駐車場 / 約15台
関連リンク / よれっちゃ福栄公式Facebook
(※価格・メニュー内容・営業時間などは取材時のものです。最新の情報はお店に直接ご確認下さい)