悲しいニュースが飛び込んできました。
江戸時代からの伝統ある、城下町の「庄内駄菓子」のお店として知られる梅津菓子舗さん。
9月10日から長期の休業に入っていましたが、復帰することなくそのまま閉店となります。
場所はここ↓
鶴岡市中心街、一日市通りを広済寺方向に路地を入ったところにあります。
9月18日に伺った際は休業中の張り紙がありました。
このときは再開はいつだろうと思っていたのですが…
……11月3日、Twitterにて閉店の告知。
どうしても名残惜しく、再びお店を訪れましたが、休業中の張り紙もなくなり、誰もいらっしゃらないようでした。
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家族が長く入院していた時、ふと梅津菓子舗さんで購入した切りあんや石衣(あんこに砂糖衣をかけたお茶菓子)をいただいて、ほっと一息心が和らいだのを覚えています。
庄内ならではの華やかなお雛菓子はもとより、からからせんべいやカラフルな飴など素朴だったりレトロかわいかったりする駄菓子たちが、ケースに幾種類も並んでいるのを見るのも楽しいお店でした。
長く地元で愛されてきた梅津菓子舗さん。
先に挙げた告知ツイートにも閉店を惜しむ多くのコメントが寄せられています。
みなさんも思い出やこれまでの感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
約350年の長きにわたり、城下町の駄菓子の味を守ってくれてありがとうございました。