以前校章の記事でも紹介した、2024年4月開校の「致道館中学校・高等学校」。
4月10日に迫った開校式&入学式。
もしかして読者さんの中にも入学する生徒さんいますか!?
では、ショーナイツウ!!より祝辞
さて、いきなりですがここでショーナイクイズ!!
Q.「致道館中学校・高等学校」の校歌の歌い出しってどれ?
a. 古城を仰ぐ 水壕の傍
b. 鳳嶺月峯 雲に入り
c. 光あり 古城のほとり
d.三百年を物語る 老杉誉の曲高く
ミリオネア最終問題(1000万円)並の難問で草。
正解は…
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aの「古城を仰ぐ 水壕の傍」でした!
んんー…待て。
bとcとdも聞き覚えあるぞ……
と思ったあなたもショーナイツウ!!
bの「鳳嶺月峯 雲に入り」は鶴南前身の鶴岡中学校校歌で、鶴南になっても応援歌として歌われてきました。
cの「光あり 古城のほとり」は鶴北の校歌ですね。
dの「三百年を物語る 老杉誉の曲高く」は致道館高校お隣の鶴工の校歌です。
致道館中高の校歌は鶴岡南高の卒業生で、「王妃の離婚」で直木賞を受賞したことでも知られる地元の小説家、佐藤賢一さんが作詞しました。
鶴岡市立図書館の郷土作家コーナーで著作読んだことあるよ!
という方もきっといらっしゃるはず。
そんな地元出身の直木賞作家さんが描き下ろした校歌がこちら↓
【致道館中学校・高校 校歌】
一
古城を仰ぐ 水壕の傍
舞いふる桜花 集う若人
なお卓乎として 自ずから立ち
学びをもって 道を致す
ああ 致道館 我が学舎
二
緑うるわし 恵みの田畑
穀糧たりて 春秋に富む
門下少壮 有為にて倦まず
三代とも倫明らかに
ああ 致道館 我が学舎
三
五色の心 ひるがえる旗
いつ越えゆかん 白き岳々
博学篤志 切に世に問う
気節凌霜 天地知る
ああ 致道館 我が学舎
こうやって全文を見ると、鶴南・鶴北の校歌のエッセンスをうまく調和させつつ、
「五色の心 ひるがえる旗」と新学章要素も盛り込まれていたりして、硬めだけれどいい校歌ですね……
これから中学校・高校と広い年代の若人が歌うことになるこの校歌、披露は開校式のときとのことで、学び舎に歌声が響くのが楽しみですね。
PS.クイズ選択肢の曲全てに「古城」や「城」が入ってるのがイイネ。びば城下町。