先日SNSを眺めていたら流れてきた投稿。
ええっ!?
オープンセット内で山菜採り!?
しかもその場で
天ぷらにしてくれるの!?
気になったサキ@ショーナイツウが現地に急行。
場所はここ↓
庄内こばえちゃラインから看板に従い、山の方向にどんどんのぼっていくとかっこいい正門が見えてきます!
そのまま車で入り、受付はこちら↓
スタジオセディック庄内オープンセットは東京ドーム約20個分の面積を誇る広大な撮影所。
多くの映画・ドラマの撮影に使用されており、映画好きなら「あっ、◯◯で見た…!」という風景もあるはず。
映画一覧はこちら↓
入場料金等はこんな感じ↓
広大かつ高低差のあつ敷地内なのでよほど健脚かつ時間に余裕のある人以外はバスの利用がおすすめです。
サキ:
こんにちは! GWに山菜採りができると聞いたのですが…
スタッフさん:
こちらの袋をお使いください!
採った山菜は食事処で100円で天ぷらにできます
受付の横には山菜採り用の袋と案内掲示が。
1枚もらっていきましょう。
また、支配人の佐藤さんいわく、
“この冬の暖冬でフキノトウとかはもう食べごろは過ぎてしまい、山菜を探すなら、上の方の山間集落エリアがいいかも”
しれないとのこと。
そいつはしかたない…。
でもおいしそうな山菜はちゃんとあるようです!
エリア内注意ポイント3点
(クリックで表示)
・撮影のために路面が舗装されていないため、必ず歩きやすい格好で行きましょう。(スニーカー推奨)
・わりと虫がいるため気になる人は虫よけなどを準備すると良いです
・セットが一部雪害でまだ壊れたままになっているところあり。立入禁止の場所には近づかないようにしてください。
では、いざ山菜採りへ!!
サキがGETした山菜を一挙紹介↓
あっちこっちに生えています!
見た目もわかりやすく、おいしくて癖のないオールラウンダー。
やや育ちすぎなものが多いので、丸まった柔らかいところだけ摘み、天ぷらにできないものは持ち帰って胡麻和えにでもしましょう。
少ないですが、見つけられたら嬉しい!
いずれも天ぷらにピッタリのおなじみの山菜です。
タラノキとハリギリは幹に棘があり、また大きいのを取るには山に分け入る必要があるとのことで、十分ご注意を。
農村・漁村エリアを中心にところどころ生えていましたが、下処理が手間でその場では食べられないんだよなあ…。
「揉んだり干したりして、干しゼンマイ作ってみたい!」という方は挑戦を。
全域に生えていますが、暖冬のせいで食べるには育ちすぎ。
山間集落エリアに「これならまだ食べられるかな」というものが多少ある程度です。
新芽は高級品。
そこかしこに生えていて採るの自体は簡単ですが、食べられるやわらかい新芽のところは細く、なかなか量はとれません。
この手間がアケビの芽を高級品にしているんだなあ。
ゆでるとほろ苦い春の味です。
言わずと知れた「月山筍」。「てっぺんの家」付近の笹薮の根本に頭を出していました。
笹で顔面や足を突かないように十分ご注意を。
ニラ玉の要領で卵と炒めるとすごくおいしいですよ!
水路にちょっと生えていました。
ピリッと辛い味がします。
おひたしにちょっと添えると彩りになって嬉しい。
そんなこんなで、
山菜採り終了〜〜!!
山菜採り注意ポイントとしては、
自信のないものは採らない。
これに尽きます。
今回敷地内でこんな草を見かけました↓
おいしい山菜として知られる『ニリンソウ』にも見えますが、たぶんこの草は良くてレイジンソウ(有毒)、下手するとトリカブト(強毒・誤食すると最悪死ぬ可能性あり)なんですよ。
リンク先の比較写真見て「これ見分けられる気がしないな」と思った方(私も!)は、危ない橋は渡らないのが吉です。
さて、大豊作で大満足のサキ@ショーナイツウ。
今回はコゴミを中心に摘み、タラノキとハリギリを天ぷらにしてもらいました!
エントランスゾーンのAIショップの飲食スペースに採った山菜を持っていくと、かけそば(600円)に調理代プラス100円で山菜天ぷらをつけてくれます!
採ったコゴミは育ち過ぎのやつが多く天ぷら向きでない…ということだったので、スタッフさんが山で採った山菜をプラスして提供してくれるとのこと。
待つことしばし、
出てきたのがこちら。
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いやこれが700円は
最早バグみたいなものでは?
だって私が採ったのこっちで↓
追加分(コゴミ・タラノキ・ハリギリ等)がこっち↓
さ、サービスがすごい。
ボリュームもすごくて大満足!
ごちそうさまでした!
お家に帰ったら、月山筍はシンプルに皮ついたまま丸焼きに。
コゴミはマヨ醤油和え、アケビとスミレはおひたしにしてめんつゆでいただきました。
また、山菜天ぷらイベント以外にもGW期間中は
・ボランティア武将隊と写真撮影会!
・マジックショー
・ワンちゃんのためのイベント
などイベントが盛りだくさんな模様!
GWはスタジオセディック庄内オープンセットで、映画撮影の舞台裏を覗いて、さらに山菜・各種イベントも満喫してみてくださいね。
スタジオセディック庄内オープンセット
営業時間
4月下旬~9月30日
9:00~17:00(最終入場16:00)
10月1日~11月中旬
9:00~16:00(最終入場15:00)
11月中旬~4月下旬は冬季休業・積雪状況により変更の場合あり
定休日
なし
(悪天候時、撮影時は一部見学不可または休業の場合あり)
住所
山形県鶴岡市羽黒町川代字東増川山102
駐車場
200台
(※各種掲載情報は取材時のものです。最新の情報は施設に直接ご確認下さい)