日々、庄内地方のおいしいグルメや飲食店の話題を数多く発信してきた当サイト。
しかーーーし…!!
庄内には飲食店のほかにも、変わり種の在来作物・レアな農作物が数多く存在するのも魅力の一つ。
こういう変化球的なやーつ↓



そして今回のターゲットは、今が旬の柿!
しかし柿といっても、庄内エリアで非常にポピュラーな庄内柿「平核無(ひらたねなし)」のほうではなく、もっとレアで“幻の柿”とも言われるやつ…!
実際に味わうべく販売場所へ行ってきました!
売ってるのはここ↓

日帰り温泉施設「ぽっぽの湯」!
え?温泉?
建物を正面に見て右に進むと藤島の中心市街方向、鶴岡警察署長沼駐在所があり↓

左は県道33号・空港立川線との交差点です↓

こちらの温泉、以前当サイトで食堂「田んぼの台所」はご紹介したことがありましたね!↓

あのときは紹介できなかったけど、ぽっぽの湯には入口入って左側に産直コーナーがあります↓

こちらには季節の農産品が並び、スタンダードな庄内柿もあるのですが↓


これが件のお湯で渋が抜ける柿、
「伝九郎柿(でんくろうがき)」だ!↓

伝九郎柿は江戸時代に庄内に持ち込まれたとされている在来作物。
のはいいのですが…
・木の背が高くなり収穫が手間
・お湯で渋抜きすると黒ずんで見た目が悪くなる
・渋抜き後の保存性はよくない
・一般的な焼酎で渋抜きする方法がむしろ難しい
などの理由から、かつて庄内一円で栽培されていたこの品種の生産量は激減、「幻の柿」と言われるまでに。
\入手難易度ベリーハード/
この日はお湯で渋を抜いた「湯ざわし」のものと、焼酎で渋を抜いたものが並んでいました。

見た目はやや丸みを帯びているものの平核無とそれほど違うわけでもありませんが、湯ざわしのものは確かに軽く熱が通ったような感じがあるような。
ぽっぽの湯の松浦さんに伺ったところ、伝九郎柿が産直スペースに並ぶのは例年10月中旬から11月上旬にかけて。
スタンダードな庄内柿は11月末まで並ぶそうなので、両方買って食べ比べてみるのも面白そうですね!
さて帰宅し、パックをオープン!

平核無より厚みがあってころっとした形。
半分に切ってみると…?

皮を剥いて、ぱくり!

食べたものは割と肉質がしっかりしてシャキッと感の残ったものでしたが、それでも食べた感じ結構違いますね。

焼酎の匂いもせず、甘柿独特のゴマもないのにちゃんと甘くてちょっと不思議な感じ…
種はあるものとないものが混在しているようで、2個目の柿には3つほど種が入っていました。

現在は長沼地域で大切に生産が続いている「伝九郎柿」。
個性的な在来作物がこれからも長く愛されますように!
ぽっぽの湯
営業時間
4月~10月 : 6:00~21:30
11月~3月 : 6:00~21:00
定休日
公式サイトで告知
住所
山形県鶴岡市長沼宮前266−1
駐車場
あり
関連リンク
公式ホームページ
(※各種掲載情報は取材時のものです。最新の情報はお店に直接ご確認下さい)
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